カルセドニー(玉髄)・アゲート(瑪瑙)・ジャスパー(碧玉)という言葉を聞いたことはありますか?瑪瑙(めのう)は聞いたことがあると思います。
これらは全部、石の呼び名です。
石拾いをするまではほとんど耳にしなかった言葉でしたが、最近はよくネットで検索しています。いまいち違いがわからないからです。
元々がアゲート(瑪瑙)をみつけたく始めた石拾い。きちんと理解するためにいろいろ調べてみました。
全ては石英(クオーツ)からはじまります
ジャスパー・アゲート・カルセドニー、すべて石英(クオーツ)という鉱物からできていて、同じ仲間です。以下wikiの引用です。
石英とは二酸化ケイ素 (SiO₂) が結晶してできた鉱物。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多い。中でも特に無色透明なものを水晶(すいしょう、独: Bergkristall、英: rock crystal、ロッククリスタル)と呼び、古くは玻璃(はり)と呼ばれて珍重された。
出典元:石英 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
水晶もカルセドニーやアゲートの仲間なんです。
で、石英のとてもとてもこまかい結晶がギュッと集まり固まったものが、カルセドニー(玉髄)と呼ばれています。
カルセドニー(玉髄)は不純物がまざることにより、様々な色や模様になることがあり、それらをアゲート(瑪瑙)や碧玉(ジャスパー)と呼んでいるのです。
簡潔に定義してみた
カルセドニー(玉髄)・アゲート(瑪瑙)・ジャスパー(碧玉)の簡潔な定義は以下になります。
- カルセドニーは石英の細かい結晶が集まったもので、色はさまざま、半透明
- アゲートは玉髄の一種で、縞模様のものが多く、半透明か不透明
- ジャスパーは玉髄の一種で、色はさまざま、不透明(不純物20%以上らしい)
カルセドニーとアゲートはほぼ同じに思えてしまいますが、瑪瑙(アゲート)のしましま模様はダントツに有名なので、しましま模様があったら瑪瑙、それ以外はカルセドニーでいいと思います。
この石拾い記録ではそうすることにしました。
不透明だったらジャスパーですね。
ネットではいろいろな見解がみられますが、「半透明で白やオレンジの石」を「瑪瑙」と呼んでいる人が多く、拾った石の分類ができなくてもやもやします。
久慈川の石とか。
ま、きれいだからどっちでもいっか!つるつるしっとりとした肌触りだし!