![](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2019/10/P1010839-1-1024x576.jpg)
つやつやしっとりの手触り、白色半透明でほんのりオレンジがかったこの石は玉髄(カルセドニー)とよばれる鉱物の変種です。
石英の非常に小さい結晶がギュッと詰まり固まったもので、日本では瑪瑙(アゲート)と呼ばれていることも多いです。
鉱物学的には石英に属するみたいですが、本サイトでは変種として鉱物カテゴリにいれております。
![もこもこしていらっしゃる 玉髄](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2019/10/P1010845-1024x576.jpg)
カルセドニーや瑪瑙の原石は火打ち石として使われてきました。確かにハンマーで割るときにすぐに火花が出ます。
光り方は蝋光沢と呼ばれ、蝋を塗ったような若干しっとりとした光り方です。(水晶はガラス光沢)
![模様がきれいカルセドニー](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2019/10/P1010847-1024x576.jpg)
![久慈川の玉髄(カルセドニー)](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2019/10/P1020335-2-1024x576.jpg)
2枚目の写真でもこもこしている側面が写ってますが、このぶどうの房みたいな形状は玉髄の特徴の一つです。
「玉髄 ぶどう」で画像検索すると、ぶどうみたいな薄紫の玉髄がたくさんヒットします。
せっかくなのでマイクロスコープで覗いてみました。
![玉髄のもこもこ拡大](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2019/10/mok01017_1.jpg)
![玉髄のもこもこ拡大 きもい](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2019/10/moko20191017_2.jpg)
マイクロスコープ楽しいなー。
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