きちりんと音のする、この硬い石が、水石を教えてくれました

水石へと誘ってくれた石 水石ごっこ
水石の世界へようこそ
ふと目に入った石
この石が水石文化を教えてくれました

多摩川で石を拾った際、この石を見つけました。探索はもうおしまい!と歩きかけたその時に、ふと目に入ってきたのです。

形なのか色なのか、なぜか妙にきになったので拾ってみることに。

とりあえず他の石で“こづいて”みたら、「キンキン」とまるで金属のような音がします。

たいていの石は、こづいた時はくぐもったような音、「コツコツ」という音がするものです。音が違う。

耳慣れない音に惹かれて、家に持ち帰り調べてみることにしました。

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「音」を中心に調べ始めるが難航

超硬質の石
叩くと高くすんだ音がするのです。

目でみて石の種類をみわけることは相変わらず苦手です。とりあえず音を中心としたキーワードで検索をはじめることに。しかし石を音で調べる人がが少ないのか、いまいちヒットしません。

ふと、多摩川で拾った石なので「多摩川 石」で調べてみたらどうか?と思いつき、検索をかけてみました。すると「多摩川石」というページタイトルが目に入ってきました。

それは緋山酔恭の山水石美術館というサイトのページ名でした。

緋山酔恭先生(「先生」と呼ばせていただきますね)がつくった多摩川石ページでは、多摩川でとれる硬質の石の話が詳しく書かれていました。

同時に「水石」に関して詳しく書かれているページがあり、私に新しい石の楽しみ方を教えてくれたのです。

多摩川石とは

緋山水石美術館を読ませていただくと、後述する「水石」としての多摩川の良質な石を「多摩川石」と呼んでいることがわかります。

「多摩川石」に関しては、支流の大栗川の蒼黒石(そうこくせき・あおぐろいし)を代表とする石としてあげており、

超硬質の肌に
川の石なのに、古谷石などの土中石にみられる
硬質化した泥がまとっているのです
この泥が、青白く
川ズレの部分と対比をなし
独特の趣きを生んでいるのです

出典元:多摩川石 緋山酔恭の山水石美術館サイトより引用

と評していらっしゃいます。

あわせて、

  • かつては多摩川是政橋あたりの川原が探石場所であったこと
  • 現在は工事により採集困難になっていること

も書かれております。

きみは「多摩川石」かい?
多摩川石なの?

写真の石はまさに是政橋で拾ったものですが、先生のおっしゃるような「泥をまとい」「青白く川ズレと対比」をしているとはあまり思えません。

しかしこづけば超硬質の石らしい金属なような音、いまでは風流に聞こえる「きちりん」とした音が聞こえます。

私の中では「多摩川石の末席に置かせてもらえれば」とひそかに思っているのです。

水石とは何か

さて、先生のHPには素敵な多摩川石の写真と興味深いことがたくさん書いてあります。嬉々として読み進めたところ、「水石」という存在を知ることができたのです。

さてはて、水石とは何か?Wiki先生に聞いてみました。

水石(すいせき)は、室内で石を鑑賞する日本の文化、趣味である。自然石を台座、または水盤に砂をしいて配置して鑑賞する。

出典元:水石 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

真面目な顔して「趣味である」と言い切られると、ちょっと面白いですね。

日本の文化とも書いてありますので、水石はわびさびの領域、「ししおどしカポーン」の世界で楽しむものなのでしょう。

さっそくネットで水石画像を見てみることに。

確かに木の台座に鎮座しておる石が多いです。お盆に黄色っぽい砂を敷き詰め、その上に鎮座しておる石もよく見られました。

水石の岩石の種類

水石画像をみているうちに、そもそも水石(で使われる岩石)の種類は何なのか?という疑問がわいてきました。

しかし、調べてみてもイマイチよくわかりません。

例えば「どこそこの古い建物の大理石はほにゃらら」みたいな情報を期待していたのですが、有名な産地は多々出てこれど、岩石の種類はさっぱり見つかりません。残念。

岩石の種類はわかりませんでしたが、調査を進めているうちに新しく解ったこともあります。

「硬質」であると同時に「黒色(黒ければ黒いほどいい)」の石であると、より水石としての価値が高くなるということです。

写真の石は黒くはないですね。こちらも残念。

つづく。。。

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