今回は神奈川県にある立石海岸・秋谷海岸に石拾いにいきました。
瑪瑙(メノウ)やカルセドニーが拾えるという情報をネットで見つけたからです。
立石公園・秋谷海岸に石拾いに行ったきっかけ
私には「関東で瑪瑙やカルセドニーを拾うなら久慈川」という確固たる信念?、「久慈川最強伝説」があります。
ネットでの情報の多さ、そして実際に行った際の石英玉の多さから私の中の伝説は誕生しました。
しかし、若干遠いのです。久慈川は。
そこで「関東で他にも瑪瑙を拾うことはできないのだろうか?」と探してみたところ、にょろんさんのブログをみつけました。
にょろんさんはビーチコーミングやらお料理などをテーマに、素敵な写真+読者想いの分かりやすい記事をかかれる方です。
にょろんさんのおすすめビーチコーミング場所の記事の中に、立石の記事がありました。
こちらを拝見させていただき、行くことに決めたのです。にょろんさん、ありがとうございます!
車で立石公園・秋谷海岸に向かう
海岸には駐車場があるとのことでしたので、今回は車で向かうことにしました。
ナビで立石公園を目的地に設定し、いざ出発です。
朝5時ごろ出発したのですが、早朝ということもあり、車は順調に進みました。
駐車場への入り口がちょっと分かりにくく通り過ぎてしまったのですが、引き返して入り口を見つけました。到着です。
駐車場は無料で(2019年10月現在)、敷地内にトイレもあります。子供連れでも安心して石探しができますね。
有名な「秋谷の立石」
立石公園は「秋谷の立石」が有名です。大きな岩が海の中にズックリと立っているのです。
海にたたずむ大きな岩を紹介したかったのですが、逆光と手前の鳩のせいで石の雰囲気が伝わらない写真になってしまいました。残念。
撮影しながらも「あの岩にはどんな鉱物が含まれているのか?」と思わず考えていたことを思い出します。
風情を感じる素晴らしい場所なので、石拾い以外でもいつか散策してみたいです。
秋谷海岸を歩いてひたすら石を拾う
さて、立石の撮影も終わり、いよいよ石探しの準備です。
準備がととのったら、すぐさま探石に出発。
海を見て左側にある階段をおりて、海岸の様子を確認します。
小雨がふっているので、少し砂浜が湿っています。石拾いのコンディションとしてはあまり良くありません。
砂浜の所々に、小石が集まっているところが確認できます。波が打ち寄せたあとでしょうか。
川の石よりも、丸みを帯びていて全体的に小さい石ばかりです。小粒。
波や砂粒で少しづつ丸く、少しつづ削れて行ったのでしょう。
「海だから貝殻ばかりで石は少なそう…」と少し心配していましたが、石自体の数は思ったより多い印象です。
お目当ての瑪瑙やカルセドニーは発見できるのでしょうか?
穴がぽこぽこ開いた不思議な石
探石を始めてすぐに、穴がたくさん開いている不思議な石を見つけました。穴のあき具合から、変わった形のオカリナに見えます。
家に帰って調べたところ、どうも石に穴を開ける貝がいて、その貝が写真のように石に無数の穴を開けるのだとか。
もっと穴だらけの石もありましたが、ちょっとぶつぶつに見えて気色が悪かったので、写真はとりませんでした。
秋谷海岸で石以外で見つけた物
石以外で見つけたものを、写真だけでご紹介。
秋谷海岸で拾った石たち
なんだかんだで3時間ほど石を探しました。寒空の中思った以上にくたびれましたが、気持ちは充実した3時間でした。
それでは秋谷海岸で拾った石をご紹介しますね。
海の波と砂にもまれたせいか、やはり丸みを帯びてつるりとした石が多かったです。
真ん中にあるのは「ほぼカルセドニー」と言える石です。ほぼセドニー。
実際は写真よりもずっと透明です。その手前にも半透明の石英。
右奥にある細長いぼってり石、薄黄色の石英らしき脈が綺麗にはいった石はなんとも言えない風情があります。
そばにある同じように脈が入った石は「はんなり小だるま」と名付けました。かわいいです。
手前のオレンジで半透明の石は、ほぼ瑪瑙と言っていいのではないでしょうか。ほぼ瑪瑙。
その他チャートや石英玉などを見つけることができました。
あと緑色の石もかなり見つけました。神奈川・緑の石と言ったらセラドン石を思い出しますね。
小さな小さな石英玉を拾うこともできました。米粒と読んでます。
お目当ての瑪瑙やカルセドニーを拾うことができて、大満足です!
もう少し大きな石が見つけられたらと思いましたが、また次回の楽しみということで。
車は疲れるから、今度は電車でいきます。まっててー、アゲート・ジャスパー・カルセドニー!!
おまけ:立石公園側の海岸
駐車場で海を見て右手にも降りる階段があります。
そちらを降りると、立石を目の前にした小さな海岸に降りることができます。
静かに海を眺めたいなら、立石公園側の海岸の方がオススメです!