先日行った山梨県桂川で拾った石です。
石というか「石片」で、1.5cmほどの薄い石のかけらです。
石拾いをしていた河原は灰色の石が多かったので、この小ささでも見つけることができました。
よく見ると、小さな結晶が集まり固まったような石片で、キラキラと光ります。
「綿菓子用のざらめ」が少し溶けて固まったみたいな、そんな石片です。
今まで拾った石とはキラキラっぷりが段違いでしたので、デジタルマイクロスコープで観察してみることにしました。
なんだか美味しそうです。「石片」と解ってはいるのですが、「蜂蜜たっぷりの何か」的な印象が強いです。
しかしこのように拡大してみると、その蜜蜜しさ故に、細かいところに入り込んだ汚れがちょっと残念な気がしますね。
綺麗にしたい。
一体なんの鉱物なのでしょうか?
今まで拾った石の中では、久慈川のカルセドニーが色味的には近しい感じです。
しかし表面の反斜面の細かさ・多さがカルセドニーとはちょっと違っているような気がしており、引き続き調査が必要だと思っています。
何の鉱物がはっきりしたら、考察に追記する予定です。
あとは洗浄ですかね。薬品等で洗浄するのはあまり好きではなくチャレンジしたことはなかったのですが、この石をみて初めて「洗ってみたい!」と思いました。
磨くのはどうかなー。磨いたらそれこそ米粒サイズになってしまいそうです。
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