以前桂川で拾った石です。
表面がつるりと光っていたので、中はキラキラな状態に違いないと割ってみた石です。
キラキラ状態ではなかったのですが、なんか黒い筋というかゴミというか、小さなひじきみたいなものがあることに気付きました。
![](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2020/02/P1040733-1024x576.jpg)
家に持ち帰って、デジタル顕微鏡で確認してみることに。
黒いゴミ筋の正体は鉱物の結晶
まずは石の表面をみてみます。
硬い石のはずなのに、なぜか柔らかそうに見えますね。薄い膜の集合体みたいに思えます。
![緑の石をデジタル顕微鏡で拡大観察](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2020/02/midorigomi.jpg)
さて、お目当ての黒ひじきっぽいゴミ筋は、いったいどんな感じでしょうか?
![黒い結晶](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2020/02/midogomi.jpg)
わかりますでしょうか?
黒いゴミ筋は鉱物の結晶でした。
![緑の石の中の黒い結晶](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2020/02/kurogomi02.jpg)
細長い結晶が集まって黒ゴミ筋を形成している
よく見ると、細長い小さな結晶が集まって、それぞれの黒いひじきもどきを形成しているようです。
![](https://ishihiroi.com/cms/wp-content/uploads/2020/02/kurogomi03.jpg)
手に持って動かすと、黒いひじきもどきが光を反射してキラリと光ます。
綺麗です!