先日石の整理をしていて発見した緑色の石英(仮)ですが、磨けば緑色がもっと鮮やかになるのでは?と思ってしまいました。
風合いがなくなってしまうのではと悩みましたが、結局耐水ペーパーで磨いてみることに。
「ガラス状にピカピカ光り、淡い緑がもっとくっきり緑色になる」というのが理想です。
石ころを見つめて磨く場所を決める
結果がすぐ知りたかったので、今現在一番緑色がはっきりしていて、平らで面積が狭いところを磨くことにしました。
砥石や耐水ペーパーに押し付けて磨くと早く磨けるのです。
動きで言うと、お習字の墨をするみたいに手を動かします。あとはクルクル回しながら磨いて行ったり。
とにかく平面は磨きやすく差異がはっきり出るので好きなのです。
#120の砥石から始めて#500耐水ペーパーまで磨いた
#120の刃物用砥石をつかって表面を整えて、耐水ペーパーで磨き込みをしていきます。
#500まで磨いてみました。表面がつるりとしてきました。
あれ?ちょっと茶色い脈がでちゃってますね。表面の傷だと思っていたものが、実は結構根深い脈だったということがわかりました。
ちょっと残念ですが、これもまたいい味だと思うことに。
一気に#5000まで磨いていきます。
#2000、そして#5000と磨いて仕上げる
#2000まで磨いた石です。鈍い反射光がだいぶパキッとした印象です。淡い緑と白のマダラ模様もだいぶくっきりしてきました。
もう少しです!
完成です!この石は#5000までで一旦終了としました。
模様が幻想的に浮かび上がってます。素敵です。
磨く前と磨いた後を比較してみた
写真を並べてみました。磨いた後はすこし水で濡れている違いはあれど、ツルピカ具合は伝わるかと思います。
他の石英と比べてみました。一つは磨いたもの、一つはまだ磨いていないものです。
ツルピカ具いがよくわかりますね。
また色味に関しても、他の石英に比べ緑色ということがよくわかりました。
薄緑石英は幻想的で磨いていて楽しかったです!
あー、どこで拾った石だったか…思い出したいです!