礫岩とは堆積岩の一種で、礫(粒径2mm以上の岩石の破片)が、集まって固まった結果できた石です。
角ばった礫ばかりが集まり固まったものは角礫岩と呼ばれており、礫岩と区別されることがあります。
写真のものは川コロコロで削られているせいか、全体的に丸みを帯びています。同時に礫も丸みを帯びてしまっており、どちら礫岩かちょっと判断が難しい状態です。
いろいろ悩みましたが、おしりに集まっている礫の丸み具合から、現段階では礫岩と判断しました。間違っていたら写真を差し替えます。ドンマイ。
礫岩は礫の大きさによって分けられる
正直「そのカテゴライズは一個一個測った結果なんかーい」と思ってしまいますが、礫岩は礫の大きさで呼び名がかわります。wiki先生に教えてもらいました。
含まれる礫の大きさによって、礫岩は以下のように細分化される。
巨礫岩(boulder conglomerate) – 径256mm以上
大礫岩(cobble conglomerate) – 径64mm以上256mm未満
中礫岩(pebble conglomerate) – 径4mm以上64mm未満
細礫岩(granule conglomerate) – 径2mm以上4mm未満
出典元: 礫岩フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
写真の石は細礫岩に限りなく近しい何かだと思われます。
もちろん一つ一つ測ってはいません。
が、キュートなおしり石たちが「2mm以下だよ」と自己主張している気がしたので、細礫岩と結論をだしました。
ちなみに2mm以下のものが集まり固まった石は、砂岩など他の分類の岩石になります。
礫岩を拡大して見てみた
石の集まり具合が気になりましたので、デジスコで拡大してみました。
遠目にみたら小粒の礫だと思っていましたが、拡大写真でみるとなかなか壮大な趣を感じさせますね。固そうです。
左側にあなぽこが見えますね。その下には白い塊があります。
石灰や石英の塊でしょうか?形状が似ているので、上の穴にも同じような白い塊があったと想像できます。
いつまでも仲良く寄り添い集まっておくれ。絆石だな、君たちは。