以前「碧玉を探せ!」なんて偉そうに、そして勢いだけで書いた考察があります。
初心者ながら、どうやってジャスパーを発見するか?ということをもんもんと考えていた時に書いた考察です。
ミネラルショーでレッドジャスパーを手に入れたので、長いこと眠っていた考察のつづきを書くことにしました。
レッドジャスパーをマイクロスコープで拡大してみる
まずジャスパーを詳しく知るために、観察してみます。
持った感触は「おや?この大きさの割にはちょっとかるい?かな」といった感じです。その割にはミッチリとしており、隙間や空洞はほとんどありません。
デジタルマイクロスコープで拡大してみました。
ジャスパーの表面拡大写真をみるのは初めてですが、正直なんとも言えません。
「石英の塊の表面に似ている!」とか「ほひゃららに似てる!」など、お伝えできれば良かったのですが、正直拡大しても「チャートに似てるんじゃない?」と言った感想です。
また手元にある碧玉(ジャスパー)が一つしかないことも、悩ましいところ。
含まれている成分や成分の割合によっても、表面の塩梅は変わってくるのでしょうか?
赤いチャートを拡大してみてみる
次にチャートをデジタルマイクロスコープで拡大してみてみました。
ジャスパーとチャートの表面拡大写真をみて気づいたこと
デジタルマイクロスコープで確認して改めて気づいたことがあります。
チャートの方はクラックというか罅(ひび)というか、剥離しそうな細かな筋・傷がジャスパーに比べて断然多いことです。
石のどこを調べるかによって違ってくるとは思いますが、ジャスパー・チャートともに罅(ひび)割れているところはあります。
しかし拡大してみてみると、視認できないほどの小さな罅(ひび)の数は、チャートの方が圧倒的に多いです。
拡大してみるて改めてわかったことですが、思った以上にその差は顕著で、ジャスパーにはクラックはあまりありませんでした。
他のジャスパーも手に入ったら、再度確認してみようと思います。
つづく