久慈川での瑪瑙探しの後、すっかり石拾いの魅力に取り憑かれた私は、そぞろまたもや石拾いに行きたくなりました。
そこで、娘の夏キャンプイベントの手伝いにかこつけ、山梨の川に石拾いに行くことに。もちろん娘の許可は取ってあります。
石に関しては全く知識がありませんでしたが、ともかくキャンプ場の側には丹波川(たばがわ・たんばがわ)が流れていることを調べ、現地で石拾いを決行することにしました。
丹波川とは多摩川の源流の一つ
丹波川は多摩川のはるか上流にあたる川で、多摩川の源流の一つです。
キャンプ地に合流する前にまずは石拾いということで、早めに家を出発。曲がりくねった車道をはしり、キャンプ地側にある停車場をみつけ滑り込みました。
多分ここらへんです。
川に下る道をみつけて入りこむと、とても静かな、こけだらけの道が続いています。
あたりには人の気配は全くありません。時折車の走る音が遠くで聞こえるだけです。「ここで遭難したら、誰も助けてくれないな」などと思いながら進みました。
しばらく進むと無事川原に到着。ここにも全く人の気配がありません。
石を拾いに来たのですが、なんだか別の意味で心が落ち着く、同時に川のせせらぎだけの少し不安を感じる空間に、ちょっとだけ浸ってしまいました。
丹波川で拾った石たち
当時は写真をとるなんて発想は全くなく、ただひたすら石を見つめていたので、川原の様子の写真はほぼないのです。すみません。
覚えているのは花崗岩もしくは閃緑岩らしき、ごま塩おにぎり系の石が多かったということ。久慈川の瑪瑙・石英を拾ったあとだったので、ちょっとがっかりしたことも覚えています。
後から家で撮影した石たちを紹介しますね。
多摩川下流とはまた一味違う石たちがたくさんありました。
なかなか行く機会はないと思いますが、あの静寂の中で、また石拾いをたっぷり楽しみたいですね!
山梨県竹森川へ移動
丹波川での石拾いを楽しみ、夏キャンプイベントの手伝いも終え、再び石探しの旅に出ることにしました。
山を一つこえたところにある、竹森川にいくことに。
山梨は水晶の産出地で有名ですが、山梨県塩山市竹森は産出地の一つです。
かつての鉱山からこぼれおちた水晶が竹森川に落ちているのでは!?と期待して車で山を越えました。
結果は水晶は全く見つけられず。。川側にある公園に車をとめ小一時間探しましたが、当時は装備も知識もなく、見つけることはできませんでした。
そのかわり、きらきらと金色にひかる小さな小さな砂状の鉱物を発見しました。かなりの量です。
「砂金か!」と一瞬だけ思いましたが、もちろん砂金がこれだけ出てきたら、今頃立ち入り禁止になっています。砂金ではないとわかっていましたが、鉱物を発見できたのでとても嬉しかったです。
黄金(偽)郷発見だぜー!